2023/09/18
昨今、シンボルツリーとして特に人気の高いアオダモ。
上品で涼し気な様子が魅力で、かつ管理に手間がかからないといった点も喜ばれるポイントです。
もともと日本の山野に自生する樹木なので景観によくなじみ、建物やお庭のスタイルを問わず、どんなお家にも合わせられるのもオススメできる理由です。
■アオダモの基本データ
・科/属:モクセイ科/トネリコ属
・冬季落葉高木
・樹高:5m~15m
・開花期:4~5月
・花色:白
■特徴
アオダモは樹高5m〜10m程になるモクセイ科の落葉小高木です。
とはいっても、これは自然の状態にあっての最終樹高であり、適切な剪定を行うことでお好みの高さに抑えることができるのでご心配はいりません。
成長も比較的ゆっくりで樹形が自然に整うので、管理のしやすい樹種の一つでもあります。
また、昔から日本に自生している植物なので環境に適合し、病害虫にも強いので、植物の管理にご不安がある方にもお勧めできます。
その姿から、1本植えるだけで主役となる風格も持ち合わせています。
□メリット
・手がかからず育てやすい。
・上品で存在感のある樹姿。
・花や紅葉がキレイで四季を感じられる。
□デメリット
・落葉樹で下枝が少ないので目隠しに不向き。
・成長がゆっくりなので、大きさによっては値段が高い。
■育て方
風通しと水はけのよい場所を好みます。
植え付け後にしっかり根づいて茎葉をぐんぐん伸ばすようになるまでは、乾いたら水やりをします。根づけばほとんど水やりは不要となります。ただし、真夏に晴天が続いて乾燥しすぎる場合は水やりをして補いましょう。
肥料はあまり必要ありませんが、あげる場合は2月ごろに与えます。
ほとんど病害虫の被害はありませんが、幼木のころには褐斑病やテッポウムシの被害を受けることがあります。
見つけた場合は、薬剤などを使用して対処しましょう。
自然樹形が美しいので剪定もあまり必要ありませんが、枝が混み合っている場合には12~2月ごろに風通しがよくなるようにすかし剪定を行います。
また、大きさを抑える場合にも剪定で樹高を抑えられます。
ここに記載した以外にも、葉っぱの色合いや枝ぶりなど、アオダモの魅力はまだまだあります。
冬場に葉っぱがなくなるのが寂しいようであれば、足元に常緑カラーリーフを配置するのも一案です。
是非シンボルツリーとしてご検討してみてくださいね。
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